不動産登記はどのタイミングで行えばよいの?
不動産登記は入手した土地や建物を登録する時に必要なものです。
個人で家を買った時、店舗を買った時、事務所を買った時など、さまざまなケースで所有者を誰なのかはっきりさせるために登記を行います。
そんな登記ですが、いつまでに登録しなければいけないのか。
建物を新築として建てられたものを登記する場合は、建物の表題登記と呼びます。
表題登記は、建物が完成してから1ヶ月以内。
これは住み始めてから1ヶ月以内ではなく、所有権を取得した日から1ヶ月以内なので注意しましょう。
一方で、すでに存在する建物を相続する場合の登記は相続登記と呼びます。
相続登記は知った日から3年以内です。
例えば両親が亡くなって、その家を引き継ぐことになった場合。
「知った日から」と表記されるのは、例えば別々に暮らしていて、両親が連絡もなく孤独死してしまったということもあるでしょう。
そういった時は亡くなった日から換算するのではなく、相続登記すべき状況が分かってからというニュアンスが含まれています。
このように不動産登記は、表題登記や相続登記によって登記の期限が異なりますのでご注意ください。
不動産登記について分からない事があれば土地家屋調査士法人葵事務所までご相談ください。